非破壊検査の手法である渦流探傷と超音波探傷には、どのような違いがあるのでしょうか。検査手法を正しく選定するためには、対象物についてどのような情報を把握したいかを明確にすることが重要です。本記事では、両手法の決定的な違いや特徴をわかりやすく比較・解説します。
渦流探傷(ET)と超音波探傷(UT)の決定的な違いは、検査アプローチを行う深さの領域にあります。知りたい情報が対象物のどの深さにあるかに応じて、以下のように使い分けるのが基本です。
深さ領域の違いに伴い、捉えられる欠陥の種類や性状にも明確な違いが存在します。
渦流探傷は、導電部材の表面や表面近傍に生じた微細なクラックの検出に優れています。さらに、物理的なきずだけでなく、熱処理に伴う焼けや硬度異常といった材料組織の変化を捉えられる点も大きな特徴です。
超音波探傷は、超音波の伝搬特性を利用することで、金属をはじめとする材料深部に潜む欠陥を捉えます。接合部における溶接内部の融合不良や鋳物の鋳巣、深層部の割れや空洞などを的確に検知できます。
適用可能な材質や検査の作業特性にも大きな違いがあります。
渦流探傷と超音波探傷を選定する際は、把握したい部位の深さや対象材質を明確にすることが不可欠です。検査速度や接触・非接触といった特徴の差異も踏まえ、自社の検査目的に合った手法を選定しましょう。
渦流探傷器は、スペックだけを見て選ぶと、実際の検査対象の形状や設置環境と合わず、キズの見逃しや過検知が現場で頻発することがあります。
自社の現場で効果を発揮する1台を選べるよう、検査シーン別におすすめの機種を調査しました。
| 寸法(mm・W×H×D) |
|---|
| 370 × 149 × 350 |
| 寸法(mm・W×H×D) |
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| 211 × 133 × 317 |
| 寸法(mm・W×H×D) |
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| 279 × 254 × 158.8 |