ACTUNI

ACTUNIでは、生産ラインへの組み込みを前提とした渦流探傷器を自社開発しており、知見がなくとも扱える機器で全数検査の自動化を実現できる製品を提供しています。

本ページでは、ACTUNIの渦流探傷器の特徴・強み、製品ラインナップ、導入後のサポート体制を整理します。

ACTUNI
引用元:ACTUNI公式HP
https://www.actuni.co.jp/

ACTUNIの
渦流探傷器のラインナップ

ACTUNIの渦流探傷器は、生産ラインへの組み込みを前提としたライン用を主力に、造管ライン向け・マルチチャンネル型・携帯型の4製品をそろえています。

コスパ重視の全数検査機
EddyInspector LXⅡエディーインスペクター エルエックスツー

EddyInspector LXⅡ
引用元:ACTUNI公式HP
https://www.actuni.co.jp/ndi/eddy_crnt/eddylx2.html

基本性能を満たしながら使いやすさを追求したライン用渦流探傷器です。ベアリング・シャフト・ピン・ボルト類など、量産される金属部品の表面きずを生産ラインで全数自動検査する用途に向いています。

用途に応じて1チャンネル型と2チャンネル型を選択でき、脱着式端子台でPLC・搬送機・NG排出装置と連携しやすい構成です。

試験周波数 2・4・8・16・32・64・128・256・512kHz、600kHz~2000kHz(100kHzステップ)
チャンネル数 1チャンネル型・2チャンネル型
制御入力(I/O) AUTO、OPE、CLR、BAL、MASK(端子台)
制御出力(I/O) OK、NG、RDY、OPE、BAD、MARK、WDT(端子台)
寸法(mm・W×H×D) 370 × 149 × 350(突出部含まず)
重量 約6.5kg
電源 単相AC100~240V ±10% 50/60Hz 40VA
校正証明書 JIS Z-2316-2準拠(標準添付)

1台で4チャンネル独立検査
EddyInspector LMエディーインスペクター エルエム

EddyInspector LM
引用元:ACTUNI公式HP
https://www.actuni.co.jp/ndi/eddy_crnt/eddylm.html

時分割方式を採用した単一周波数4チャンネル型のライン用渦流探傷器です。段付きシャフトのように1つのワークに複数の検査ポイントがある部品の同時検査や、複雑形状部品の複数面検査、2ステージのラインで2台分の探傷器として運用するシーンに適しています。

チャンネルごとにI/Oが独立しているためさまざまな検査シーンに対応できます。

試験周波数 2・4・8・16・32・64・128・256・512kHz、600kHz~2000kHz(100kHzステップ)
チャンネル数 4チャンネル型
制御入力(I/O) AUTO、OPE、BAL、CLR
制御出力(I/O) OK、NG、NG2、RDY、OPE、WDT
寸法(mm・W×H×D) 370 × 149 × 350(突出部含まず)
重量 約6.5kg
電源 単相AC100~240V ±10% 50/60Hz
校正証明書 JIS Z-2316-2準拠(標準添付)

造管ライン向け高機能型
EddyInspector LXⅡ エディーインスペクター エルエックスツー
modelモデル 5010

EddyInspector LXⅡ model 5010
引用元:ACTUNI公式HP
https://www.actuni.co.jp/ndi/eddy_crnt/lx2_5010.html

鋼管・線材など長尺製品の造管ラインに特化したモデルです。10.4インチタッチパネル液晶を採用し、設定条件の500件保存とキャリブレーション機能を標準搭載。19インチラック収納でアナログ機からのリプレースにも対応しやすい構成です。

試験周波数 1kHz~500kHz(1kHzステップ)
チャンネル数 1チャンネル型・2チャンネル型
制御入力(I/O) AUTO、CAL、FWD、PH1、PH2、RST、STOP
制御出力(I/O) AUTO、RDY、OPE、OK、NG1、NG2、NG3、BAD、マーカー、記録計制御ほか
寸法(mm・W×H×D) 420 × 222 × 350(突出部含まず)
重量 約15kg
電源 単相AC100~240V ±10% 50/60Hz
校正証明書 JIS Z-2316-2準拠(標準添付)

電源不要の携帯型
EddyMobileエディーモバイル

EddyMobile
引用元:ACTUNI公式HP
https://www.actuni.co.jp/ndi/maint_inspc/eddymobile.html

橋梁などのインフラ設備の点検や、電源のない現場での使用に適した携帯型渦流探傷器です。バッテリー内蔵で電源のない現場でも約6時間使用でき、AndroidスマートフォンとWi-Fi接続でケーブル不要で操作できます。

欠陥検出時はブザーと振動で通知し、GPS位置情報とともに検査記録を保存します。

試験周波数 100Hz~500kHz
寸法(mm・W×H×D) 126 × 191 × 33
重量 約590g(バッテリー含む、スマートフォン除く)
電源 専用リチウムイオンバッテリー(連続使用時間 約6時間)
校正証明書 JIS Z-2316-2準拠(標準添付)
ACTUNIは検査現場の
要望を叶える1台を提供

ACTUNIの渦流探傷器は、ライン用の全数検査から造管ライン・マルチポイント検査・現場保守まで広い用途をカバーしています。量産部品の全数検査の自動化を実現したい現場から、電源のない屋外での保守検査まで、用途に応じた機種選定が可能です。

渦流探傷器は、検査対象の形状や生産ラインの条件によって、求められる精度・処理速度・解析機能が大きく異なります。機種が現場に合わないと、過検知によるライン停止や微細なきずの見逃しに直結するため、機種選びが品質と生産性の分岐点になります。

当メディアでは、「量産ライン」「凹凸・曲面」「R&Dなどの高度解析」の検査シーン別におすすめ機種を紹介しています。自社の検査現場に合う1台を見つける参考にしてください。

ACTUNIの
渦流探傷器事業における
特徴・強み

ACTUNIの渦流探傷器が選ばれる理由を、技術・業界実績・校正対応の3つの面から整理します。

既存ラインに組み込み
全数検査を自動化

ACTUNIは、検査対象のサンプル分析からプローブの特注設計、本体回路の設計、生産ラインへの組み込み制御までを自社で一貫して手がけています。

汎用品の販売だけでなく、検査対象の材質・形状・ライン構成に合わせたカスタム仕様への対応が可能です。

自動車・鉄鋼分野に
幅広い納入実績

ACTUNIの検査器は、自動車部品を中心に、鉄鋼分野の大手メーカーへの多くの納入実績※1があります。検査体制を整える下請け企業にとって「親会社や業界大手が使っている検査器」という安心材料になるでしょう。

自動車部品向けの検査器では累計1,600台以上の納入実績※2を持ち、1963年の創業から1984年に三菱重工業との共同開発で渦流探傷器「MULTI-M3」を開発したことを機に渦流探傷器メーカーへ業態転換した専業メーカーです※3

大阪本社と東京・中部を含む計3拠点で、自動車部品メーカー集積エリアでの導入支援にも対応しています。

参照元:ACTUNI公式HP
(※1)(https://www.actuni.co.jp/company/about/
(※2)(https://www.landingpage-synergy.com/7Gd3Fd8R/
(※3)(https://www.actuni.co.jp/company/history/
すべて2026年6月調査時点

JIS準拠の校正証明書で
監査に即対応

ACTUNIの検査器は全機種でJIS Z-2316-2に準拠した校正を行い、校正試験成績書と校正証明書を標準で添付しています。自動車業界の品質要求は年々厳しくなっており、これまで校正証明を求められてこなかったティア2・ティア3の企業でも、親会社から急に提出を求められるケースが増加中です。

トレーサビリティの取れた校正記録がはじめから付属しているため、IATF16949やPPAPなどの監査対応であわてて証明書を取り寄せる必要はなく、そのまま活用できます。

ACTUNIの
渦流探傷器の検査イメージ

※0:27~基本操作、0:41~検査の仕方、1:32~検査画面が確認できます。

動画はEddyInspector LXⅡのデモ検査の様子です。欠陥信号は波形として即時表示され、OK/NGの判定は自動で出力される仕組みのため、波形の知識がないオペレーターでも安定した運用が可能です。

波形表示部のVT表示機能による時間軸の信号変化や、判定出力(OK/NG/MARK等)のタイミング、ジョグダイヤルでの設定操作といったLXⅡならではの操作画面・出力動作も、実機で確認できます。

ACTUNIの導入後サポート体制

検討・設置・保守サポートまで
一社で完結

ACTUNIは検討段階でのサンプル見極め試験や無料デモ器レンタルから、現場への設置・調整・オペレーション教育、購入後の定期点検・修理対応まで、導入からメンテナンスまで一貫したサポートを行っています。担当者が交代した際の再説明や、検査対象が変わった場合の検出可否調査など、導入後の運用変化にも柔軟に対応します。

ACTUNIの企業情報

運営会社名 ACTUNI株式会社
保有認証 JIS Z 2305 非破壊試験技術者 渦電流探傷試験:レベル3 2名/レベル2 19名
第2種電気工事士:9名
QC検定:2級3名、3級14名、4級20名
所在地 大阪府大阪市住之江区南港東8-2-25
公式サイト https://www.actuni.co.jp/
電話番号 大阪本社:06-6612-8502
東京営業所:03-5835-3741
中部営業所:0566-63-6565
【検査シーン別】
渦流探傷器のおすすめ3選
3 SELECTIONS

渦流探傷器は、スペックだけを見て選ぶと、実際の検査対象の形状や設置環境と合わず、キズの見逃しや過検知が現場で頻発することがあります。
自社の現場で効果を発揮する1台を選べるよう、検査シーン別におすすめの機種を調査しました。

秒単位で流れる
量産部品の検査
ベアリング
シャフト・ローラー
エディーインスペクター
EddyInspector LXⅡ
アクチューニACTUNI
ACTUNI
画像引用元:ACTUNI公式サイト(https://www.actuni.co.jp/ndi/eddy_crnt/eddylx2.html)
寸法(mm・W×H×D)
370 × 149 × 350
JIS準拠の校正証明で
導入・監査をスムーズに

親会社への提出やPPAP等の品質監査に求められるJIS Z 2316-2準拠の校正証明書を、追加費用や別申請なしで標準添付。書類が最初から揃うため、社内説得から導入後の監査対応まで、スムーズに進められる。

高速デジタル処理×必要十分な
機能で、現場が使いこなせる

過剰スペックを省き、量産検査に必要な機能へ絞り込むことで、専門知識がなくても扱いやすい1台。そのうえ、高速デジタル処理により回転ブレや外乱ノイズを抑える機能を備え、タクトタイムが厳しい量産ラインでも安定した全数検査体制を整える。

凹凸・曲面・
段差面の検査
エンジンブロック
シリンダー・歯車類
スタトグラフ
STATOGRAPH CM+
日本フェルスター
STATOGRAPH CM+
画像引用元:フェルスター公式サイト(https://www.foerstergroup.com/en/statograph-cm-cm)
寸法(mm・W×H×D)
211 × 133 × 317
複雑形状のワークでも
きずを見逃さない

凹凸・曲面・段差面でセンサーと部品の距離がブレることによるノイズを、独自の補正機能で自動補正。従来機では形状由来のノイズに埋もれていた微細なきずのみを抽出し、量産ラインでの過検知を防ぐ。

見てわかるエビデンスで
厳しい品質監査を突破

波形だけでは経験がないと判断が難しい穴・段差・曲面でのノイズがきず信号と重なりを色付き画像に変換し、加工形状はパターン認識で自動処理。視覚的なエビデンスとして記録できるため、海外OEMや親会社の厳格な品質監査にも対応できる。

R&Dでの
高度解析
試作品・不具合品
EV新規部品
エクタン
Ectane 2
エディーファイテクノロジーズEddyfi Technologies
Eddyfi Technologies
画像引用元:ポニー工業(正規代理店)公式サイト(https://www.ponyindustry.co.jp/products/65.html)
寸法(mm・W×H×D)
279 × 254 × 158.8
きず状態の可視化で
原因究明が進む

線でなぞる検査とは異なり、最大256の極小センサーを並べて面で読み取るアレイ技術を搭載。微小なクラックの形状や深さを2D/3Dのカラーマップで鮮明に可視化し、原因究明のためのエビデンスを提供する。

再解析で判定基準を
作り込める

スキャンした膨大な生データをPCにすべて保存できるのが強み。検査後でも、PC上でしきい値や周波数を変えて再解析できる。手探りになりがちな新規部品の複雑な量産検査基準の策定において、データに基づいたルール作りを実現する。

検査シーン別

渦流探傷器3選

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渦流探傷器3選