ローマン(Rohmann)では、航空宇宙や自動車、鉄鋼などの幅広い製造現場に向けて、渦流探傷器および全自動インライン検査システムを提供しています。本ページでは、同社のラインナップや、高い品質基準を支える技術的特徴、国内でのアフターサポート体制について解説します。
ローマンの渦流探傷器は、フラグシップ級のインライン検査システムから、過酷な現場に適した高機能ポータブル機まで幅広く展開しており、計6製品をそろえています。
ELOTEST PL650は、高度な全自動生産ラインに対応するフラグシップ級の渦流探傷システムです。卓越した処理能力により、1台で最大1024個のセンサを制御する高い拡張性を誇ります。
超高速検査(100m/sec)にも対応しており、処理スピードと「分解能1mm」を両立しています。また、高調波信号分析機能を拡張することで、研削焼けなどの材質評価にも対応可能です。
| 検査周波数 | 10 Hz ~ 12 MHz(完全デジタル復調) |
|---|---|
| ディスプレイ | 10.1インチIPS方式TFT液晶(1280×800)、HDMI外部出力対応 |
| モジュール拡張 | 最大16スロット(検査チャネル、各種I/O、フィールドバス等) |
| センサ接続 | 1チャネルあたり最大64個のセンサ接続(PL500用カードと互換) |
| 寸法(mm・W×H×D) | 482.6mm(19インチラック対応) × 177 × 375 |
| 重量 | 10.5kg |
| 拡張ライセンス | ベーシック / アドバンス(距離補正・7次高調波分析) |
ELOTEST IS3は、インライン検査への導入に特化した、単一チャンネル・単一周波数のエントリーモデルです。無駄を削ぎ落としたシンプルな設計により、最小限の投資で製造ラインの自動化と安定した品質管理を実現します。
また、保護等級IP54のため、多様な環境での固定設置が可能です。低価格ながら、必要な機能を過不足なく備えた、現場重視のインライン探傷装置に仕上がっています。
| 項目 | 区分 | 仕様明細 |
|---|---|---|
| ELOTEST IS3装置概要 | ピクトグラム表示による分かりやすいボタン操作 | |
| 7ヶ国語対応ユーザメニュー(英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スウェーデン語、スペイン語、中国語) | ||
| 日本語操作説明書あり | ||
| 自動バランスボタン | ||
| 自動リフトオフボタン | ||
| 機能を選択可能なファンクションボタン | ||
| 1段階までの浅いサブメニューレベル | ||
| 直感的な操作が可能 | ||
| ローター回転数10段階制御(900~2700 rpm/トルク補正) | ||
| アクティブプローブ補正 | 適切な信号表示を実現するプローブ応答信号の自動補正 | |
| 検査周波数 | 10 Hz~12 MHz | |
| 連続調整可能 | ||
| 水晶振動子発振 | ||
| Hz, kHz, MHz単位で表示 | ||
| 周波数安定性50 ppm | ||
| 液晶ディスプレイ | 5.7インチ大画面(120 mm x 89 mm) | |
| 長寿命LEDバックライト | ||
| 320 x 240ピクセル、リフレッシュレート75 Hz | ||
| サンプリングレート220 kHz、遅延なし | ||
| 信号の全画面表示。メニュー表示時も画面面積の89 %で信号表示。 | ||
| 視野角80 ° | ||
| ゲート(しきい値) | +Y(横線)/ボックス/円/円+Yの4種類 | |
| 全表示モードで利用可能 | ||
| 反転可能 | ||
| パラメータ設定/画像保存 | パラメータ設定99個保存可能 | |
| いつでも変更、保存、呼出可能 | ||
| 10個の検査仕様ごとの推奨パラメータ(上書き、変更、消去不可) | ||
| 32個の画像保存。パラメータ設定を含む | ||
| パラメータ設定と画像は英数字からなるファイル名で管理可能 | ||
| ストリップチャート可能(信号のX及びY成分の長時間記録 20 sec~24 hour。9万データ点を漏れなく記録。) | ||
| データ保護(バックアップ電池) | ||
| インターフェース | デジタルI/O信号 | |
| テストイネーブル入力 | ||
| 不良検出アラーム(しきい値超過)出力 | ||
| 検査準備完了(レディー)出力 | ||
| 外部24 VDC電源(5ピンM12サイズコネクタ) | ||
| 動作環境 | 動作温度 | -20 ℃~+50 ℃ |
| 保管温度 | -30 ℃~+80 ℃ (いずれも湿度0~85 %対応。ただし、結露なきこと) |
|
| サイズ、重量 | 寸法(mm・W×H×D) | 199 x180 x 62 |
| 重さ | 1.2 kg | |
| 電源 | 外部24 VDC電源(5ピンM12コネクタ)が必要 | |
ELOTEST M6は、1.2kgの小型ボディにインライン機に匹敵する演算能力を凝縮したポータブル探傷器です。最大128コイルのマルチプレクスアレイセンサに対応し、フィールド検査からインラインのバックアップまで柔軟に活用できます。
また、7次までの高調波分析にも対応しており、研削焼けや材質評価などを、様々なシーンで高精度に実施可能です。
| 検査周波数 | 10 Hz ~ 12.5 MHz(完全デジタル復調、FPGAベース処理) |
|---|---|
| 操作・画面 | タッチスクリーン操作対応高精細ディスプレイ |
| センサ制御 | 最大128個のセンサを同一チャネルに接続可能(マルチプレクサ使用時) |
| 保護等級 | IP67(優れた防水・防塵性でタフな屋外環境にも完全対応) |
| 外観・重量 | W233mm × H169mm × D78mm / わずか 1.2 kg の超軽量設計 |
| 特殊機能 | 補助チャネル不要の距離補正、7次までの高調波分析、ノイズモニタ等 |
ELOTEST M2V3は、機動性と多機能性を両立したフィールド検査の標準機です。1.2kHzの高速周波数切り替えによる2周波同時測定が可能なほか、他社製プローブとの互換性も備えています。
片手で操作が可能な人間工学に基づいたデザインに加え、直感的なアイコン操作で現場の検査を効率化します。手動検査や自動ラインのバックアップ用途に適したモデルです。
| 項目 | 区分 | 仕様明細 |
|---|---|---|
| ELOTEST M2V3装置概要 | 片手で全てのボタン操作が可能 | |
| ピクトグラムによる分かりやすいボタンとアイコン | ||
| 7ヶ国語対応ユーザメニュー(英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スウェーデン語、スペイン語、中国語) | ||
| 日本語操作説明書あり | ||
| 自動バランスボタン | ||
| 自動リフトオフボタン | ||
| 機能を選択可能なファンクションボタン | ||
| 1段階までの浅いサブメニューレベル | ||
| 直感的な操作が可能 | ||
| ローター回転数10段階制御(900~2700 rpm/トルク補正) | ||
| プローブ接続 | 11ピンFischerソケット(8ピンFischer互換) | |
| BNCコネクタ(パラメトリックプローブ及び共振プローブ用) | ||
| 他社製プローブもBNCコネクタまたは各種アダプタを利用し接続可能 | ||
| アクティブプローブ補正 | 適切な信号表示を実現するプローブ応答信号の自動補正 | |
| 検査周波数の自動設定(プローブ、検査仕様ごとに最適化) | ||
| 単一コイルプローブの自動バランス(内蔵精密補正回路による/外部装置不要) | ||
| 検査周波数 | 10 Hz~12 MHz | |
| 連続調整可能 | ||
| 水晶振動子発振 | ||
| Hz, kHz, MHz単位で表示 | ||
| 周波数安定性50 ppm | ||
| 2周波モードあり | ||
| 2周波混合モードあり | ||
| 液晶ディスプレイ | 5.7インチ大画面(120 mm x 89 mm) | |
| 長寿命LEDバックライト | ||
| 320 x 240ピクセル、リフレッシュレート75 Hz | ||
| サンプリングレート220 kHz、遅延なし | ||
| 信号の全画面表示。メニュー表示時も画面面積の89 %で信号表示。 | ||
| 視野角80 ° | ||
| パラメータ設定/画像保存 | パラメータ設定99個保存可能 | |
| いつでも変更、保存、呼出可能 | ||
| 10個の検査仕様ごとの推奨パラメータ(上書き、変更、消去不可) | ||
| 32個の画像保存。パラメータ設定を含む | ||
| パラメータ設定と画像は英数字からなるファイル名で管理可能 | ||
| ストリップチャート可能(信号のX及びY成分の長時間記録 20 sec~24 hour。9万データ点を漏れなく記録。) | ||
| データ保護(バックアップ電池) | ||
| PCまたはプリンタ接続インターフェース | RS-232C(D-Sub 9ピン) | |
| Bluetooth(オプション) | ||
| バッテリ | リチウムイオン電池(14.8 V/1.9 Ah) | |
| 最大8時間駆動(バックライトなし、ローターなし) | ||
| 最大6時間駆動(バックライトあり、ローターあり) | ||
| バッテリ残量表示機能 | ||
| 少残量アラーム(赤色LED点滅またはアラーム音) | ||
| 約1時間で70 %充電可能 | ||
| 約3時間でフル充電可能 | ||
| バッテリ交換が容易な設計 | ||
| 外部電源 | デスクトップ・ドッキング・ステーション | |
| インテリジェント・バッテリ・マネジメント・システムにより、本体付属のバッテリとスペアを別個に制御 | ||
| 対応電源電圧100~250 V AC/50~60 Hz | ||
| 動作環境 | 動作温度 | -20 ℃~+50 ℃ |
| 保管温度 | -30 ℃~+80 ℃ | |
| 充電温度 | 0 ℃~+40 ℃ (いずれも湿度0~85 %対応。ただし、結露なきこと) |
|
| サイズ、重量 | 寸法(mm・W×H×D) | 63 x 185 x 44 |
| 重量 | 0.92 kg(バッテリを含む) | |
ELOTEST M3は、過酷なフィールドからインライン検査まで幅広く対応する標準モデルです。2周波混合モードにより高度なノイズ低減を実現し、高精度な手動検査に役立ちます。
他社製プローブとも接続できる高い互換性を備え、人間工学に基づいた片手操作設計により長時間の検査負担を軽減。ローマンを代表する、信頼性と操作性のバランスに優れた標準機です。
| 項目 | 区分 | 仕様明細 |
|---|---|---|
| ELOTEST M3装置概要 | ピクトグラム表示による分かりやすいボタン操作 | |
| 7ヶ国語対応ユーザメニュー(英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スウェーデン語、スペイン語、中国語) | ||
| 日本語操作説明書あり | ||
| 自動バランスボタン | ||
| 自動リフトオフボタン | ||
| 機能を選択可能なファンクションボタン | ||
| 1段階までの浅いサブメニューレベル | ||
| 直感的な操作が可能 | ||
| ローター回転数10段階制御(900~2700 rpm/トルク補正) | ||
| プローブ接続 | 11ピンFischerソケット(8ピンFischer互換) | |
| BNCコネクタ(パラメトリックプローブ及び共振プローブ用) | ||
| 他社製プローブもBNCコネクタまたは各種アダプタを利用し接続可能 | ||
| アクティブプローブ補正 | 適切な信号表示を実現するプローブ応答信号の自動補正 | |
| 検査周波数の自動設定(プローブ、検査仕様ごとに最適化) | ||
| 単一コイルプローブの自動バランス(内蔵精密補正回路による/外部装置不要) | ||
| 検査周波数 | 10 Hz~12 MHz | |
| 連続調整可能 | ||
| 水晶振動子発振 | ||
| Hz, kHz, MHz単位で表示 | ||
| 周波数安定性50 ppm | ||
| 2周波モードあり | ||
| 2周波混合モードあり | ||
| 液晶ディスプレイ | 5.7インチ大画面(120 mm x 89 mm) | |
| 長寿命LEDバックライト | ||
| 320 x 240ピクセル、リフレッシュレート75 Hz | ||
| サンプリングレート220 kHz、遅延なし | ||
| 信号の全画面表示。メニュー表示時も画面面積の89 %で信号表示。 | ||
| 視野角80 ° | ||
| パラメータ設定/画像保存 | パラメータ設定99個保存可能 | |
| いつでも変更、保存、呼出可能 | ||
| 10個の検査仕様ごとの推奨パラメータ(上書き、変更、消去不可) | ||
| 32個の画像保存。パラメータ設定を含む | ||
| パラメータ設定と画像は英数字からなるファイル名で管理可能 | ||
| ストリップチャート可能(信号のX及びY成分信号の長時間記録 20 sec~24 hour。9万データ点を漏れなく記録。) | ||
| データ保護(バックアップ電池) | ||
| PCまたはプリンタ接続インターフェース | RS-232C(D-Sub 9ピン) | |
| Bluetooth | ||
| バッテリ | リチウムイオン電池(14.8 V/1.95 Ah) | |
| 最大4時間半駆動 | ||
| ローター使用時、最大3時間半駆動 | ||
| バッテリ残量表示機能 | ||
| 少残量アラーム(赤色LED点滅またはアラーム音) | ||
| 約1時間で70 %充電可能 | ||
| 約3時間でフル充電可能 | ||
| バッテリ交換が容易な設計 | ||
| 専用充電器付属 | ||
| 対応電源電圧90~250 V AC | ||
| 動作環境 | 動作温度 | -20 ℃~+50 ℃ |
| 保管温度 | -30 ℃~+80 ℃ | |
| 充電温度 | 0 ℃~+40 ℃ (いずれも湿度0~85 %対応。ただし、結露なきこと) |
|
| サイズ、重量 | 寸法(mm・W×H×D) | 200 x 180 x 76 |
| 重さ | 1.2 kg | |
| データ管理PCソフトウェア | 専用ソフトウェア付属 | |
| ドラッグ・アンド・ドロップで信号画像、パラメータ設定を保存、管理 | ||
| 検査レポート出力が容易 | ||
| CD-ROMまたはUSBメモリスティックで提供 | ||
| D-Sub 9ピン、またはアダプタを用いてPCのUSBをポートとM3を接続 | ||
ELOTEST B300は、航空機整備現場向けに開発された、ポータブル高性能モデルです。最大4チャンネルの拡張性を持ち、Cスキャンやアレイプローブ検査に対応します。
IP67の防塵防水仕様と耐衝撃ABS樹脂筐体を採用しており、過酷なフィールド環境における検査・品質管理に適しています。高い信頼性と耐環境性を兼ね備えた、専任スタッフ向けの検査器です。
| 項目 | 区分 | 仕様明細 |
|---|---|---|
| 装置概要 | 最大4チャネル、検査周波数10 Hz~10 MHz | |
| 励磁電流アンプ | デュアル、15 Vss、最大250 mA、保護 | |
| プリアンプ最大化のための高周波補正 | ||
| プリアンプ | 6 dB~72 dB(0.5 dB刻み) | |
| メインアンプ | 0 dB~60 dB(0.5 dB刻み) | |
| Y軸方向拡大 | 0 dB~30 dB(1 dB刻み) | |
| 位相 | 0~359.5 °(0.5 °刻み) | |
| フィルタ(HP/LP) | 0 Hz~10 kHz(40段階)、個別調整、様々なバンドパス[BP] | |
| プローブ接続 | 全プローブが利用可能 | |
| ローマン社製ELOTEST B1の全プローブが利用可能(アダプタ・ソケット/B3-RSアダプタ) | ||
| (オプション)24ピンFischer多機能コネクタ 内蔵メモリ付きプローブ/アレイプローブ(差動式/絶対値式) |
||
| (オプション)追加ELOTEST B1標準アダプタ・ソケット | ||
| 汎用スキャナインターフェース(USI) | 多機能コネクタ(パルスジェネレータ/リニアポテンショメータ/TTL-I/O) | |
| インターフェース | イーサネットポート(10/100 Mbit/s、RJ45、100BaseT) | |
| RS232C(D-Sub 9ピン。マウスまたは外部PC接続) | ||
| USBポート | ||
| VGAポート(外部モニタ接続) | ||
| D-Sub 25ピン(パラレル・プリンタ・インターフェース) | ||
| ディスプレイ | アクティブTFTカラーディスプレイ 8.4インチ、640 x 480ピクセル、内蔵CFL |
|
| 筐体 | 耐衝撃ABS樹脂筐体 | |
| モニタ180 °展開可能(閉じたときはディスプレイとキーパッドを保護) | ||
| 防塵防水(IP67)シリコーンキーパッド (ダイレクト・ファンクション・キー/カーソル・キー/ソフト・キー) |
||
| ジョグダイヤルを用いた迅速なパラメータ変更・設定 | ||
| 電源 | 急速充電可能リチウムイオン・バッテリ インテリジェント充電器/バッテリ・ステータス・モニタ |
|
| 幅広い外部電源仕様に対応 | ||
| 入力 | 100~250 VAC/50~60 Hz | |
| 出力 | 24 VDC/9 W | |
| 動作の特長 | 自動プローブ最適化 | |
| 自動プリアンプ(プリアンプ最大化のための高周波補正) | ||
| 自動リフトオフ | ||
| 周波数自動ミックス機能(多周波動作時) | ||
| ウォーターフォール表示(動的検査時。例:ボアホール検査) | ||
| ソフトウェア | Cスキャン(2次元マッピング)ソフトウェア | |
| 導電率測定(専用プローブを用いる) | ||
| 膜厚測定(専用プローブを用いる) | ||
| アレイプローブによる検査(要追加ハードウェア) | ||
| 装置タイプ | ELOTEST B310 | 1チャネル。ELOTEST B1 V3/V4とプローブ/ローター互換 |
| ELOTEST B320 | 2チャネル。各チャネルを個別にマスター/スレーブとして設定可能。3 x 信号ミックスチャネル。 | |
| ELOTEST B330 | 3チャネル。各チャネルを個別にマスター/スレーブとして設定可能。3 x 信号ミックスチャネル。 | |
| ELOTEST B340 | 4チャネル。各チャネルを個別にマスター/スレーブとして設定可能。3 x 信号ミックスチャネル。 | |
| 寸法 | mm・W×H×D | 232 x 95/110(モニタ閉)x 362 232 x 290 (モニタ開)x 362 |
| 重量 | 本体(バッテリを除く) | 3.4 Kg |
| リチウムイオン・バッテリ | 1.8 Kg | |
ローマンの渦流探傷器は、インラインの自動検査から航空宇宙基準のフィールド検査まで、現場の求める精度に応じた製品群を展開しています。ノイズを抑えた高感度検出と現場を選ばない堅牢な設計により、製造現場の安定稼働を求めるケースに適した選択肢です。
渦流探傷器は、検査対象の形状や生産ラインの条件によって、求められる精度・処理速度・解析機能が大きく異なります。機種が現場に合わないと、過検知によるライン停止や微細なきずの見逃しに直結するため、機種選びが品質と生産性の分岐点になります。
当メディアでは、「量産ライン」「凹凸・曲面」「R&Dなどの高度解析」の検査シーン別におすすめ機種を紹介しています。自社の検査現場に合う1台を見つける参考にしてください。
ローマン社が世界各国のリーディングカンパニーから信頼される理由を、技術開発、業界対応力、品質管理の観点から整理します。
同社の探傷器は、航空宇宙分野における厳しい品質要求に対応するため、高いS/N比(信号対ノイズ比)を重視して設計されています。独自のセンサ製造技術とデジタル信号処理を組み合わせることで、検査環境におけるノイズの影響を抑制し、微細なきずや材質変化の検出を支える仕組みです。
航空機部品の検査で磨かれたこれらの技術は、自動車や製造業といった他の産業分野においても、安定した検査運用の実現に役立てられています。
同社の渦流探傷システムは、自動車や鉄鋼、鉄道部品などの製造ラインにおいて、インラインでの全数検査を支援しています。例えば自動車用トランスミッション部品の製造ラインでは、熱処理後の部品に対して表面割れや材質変化を高速で判定する検査システム※が導入されました。
また、鋼管の製造ラインにおいては、配管表面の微細なきずを検出し、不良品の流出を抑制する役割を果たしています。これら事例のように、各製造現場が求めるタクトタイムと品質要求に適応した検査環境を構築している点が特徴です。
同社の渦流探傷器は、品質マネジメント規格である「DIN EN ISO 9001」および環境マネジメント規格である「DIN EN ISO 14001」の国際認証を取得※した工場にて開発・製造されています。スタッフの継続的な技術向上や生産プロセスの改善を通じ、厳格な全数検査をクリアした製品のみが日本市場へ出荷される仕組みです。
これら品質・環境管理システムの運用により、安定した製品品質と企業活動におけるコンプライアンスの実現を目指しています。
動画では、渦流探傷試験(ECT)の基本的な検査の流れを紹介しています。プローブを検査対象の金属表面に沿って走査すると、表面のきずや割れなどによる渦電流の変化がリアルタイムで検出され、測定結果が画面上に表示されます。
実際の検査手順や欠陥検出時の信号変化を通して、渦流探傷試験の原理や非破壊検査の仕組みを分かりやすく解説しています。
国内総代理店であるローマン・ジャパンが、技術的なアドバイスやアフターサービスを提供しています。ドイツ本社との連携体制により、製造現場からの要望を製品開発へ反映する仕組みです。
定期的な点検や校正、オペレーター向けトレーニングに加え、旧型機の仕様更新にも対応しており、生産ラインの安定稼働を支援する体制を整えています。
| 運営会社名 | ローマン・ジャパン株式会社 |
|---|---|
| 保有認証 | DIN EN ISO 9001、DIN EN ISO 14001(ドイツ本社) |
| 所在地 | 東京都豊島区要町1-18-24 ベルメゾン102 |
| 公式サイト | https://www.rohmann.co.jp/ |
| 電話番号 | 03-6265-4891 |
渦流探傷器は、スペックだけを見て選ぶと、実際の検査対象の形状や設置環境と合わず、キズの見逃しや過検知が現場で頻発することがあります。
自社の現場で効果を発揮する1台を選べるよう、検査シーン別におすすめの機種を調査しました。
| 寸法(mm・W×H×D) |
|---|
| 370 × 149 × 350 |
| 寸法(mm・W×H×D) |
|---|
| 211 × 133 × 317 |
| 寸法(mm・W×H×D) |
|---|
| 279 × 254 × 158.8 |