電子磁気工業

電子磁気工業では、既存の生産ラインに組み込んで使用できるライン用や現場へ持ち運べるポータブルタイプなど、現場の用途に応じた渦流探傷器を取り扱っています。本ページでは同社の製品ラインナップや強みを紹介します。

電子磁気工業
引用元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/

電子磁気工業の
渦流探傷器のラインナップ

電子磁気工業の渦流探傷器は、生産ラインでの全数検査に向くライン用からポータブル型まで3製品をそろえています。

現場で使いやすいポータブル型:DET-1000

DET-1000
引用元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/products/127/

DET-1000は、設備の保守点検など現場への持ち運びに適したポータブル型の渦流探傷器です。小型でありながら見やすい画面を備え、操作性に優れているため、現場での迅速な検査業務に向いています。

波形の自動調整機能や、他の波形と比較が可能な波形登録機能が特徴です。

試験周波数1~5000kHz
設定感度0~100dB
選択操作タッチパネル
波形表示タッチパネル
波形保存機能あり
時間軸波形表示あり
コンパレータ種類X軸、Y軸、円形、扇型を組み合わせ可能
設定条件外部呼出し数127
設定条件記憶数100以上(上限は本体空き容量により変動)
保存デバイスUSBメモリー
電源入力AC100~240V 50/60Hz
寸法(mm・W×H×D)300 × 245 × 210
重量約6kg
参照元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/products/127/

生産ラインの自動化を支える
標準機:ET-5002

ET-5002
引用元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/products/46/

ET-5002は、自動車部品や金属パイプなどの既存の検査搬送ラインに組み込んで使用できる、ライン用の渦流探傷器です。部品を搬送しながら表面のきずを検出し、全数検査の自動化と省力化に貢献します。

信号の位相関係を視覚的に把握できるベクトル液晶表示とダイレクトキースイッチを採用し、現場のオペレーターでも直感的に条件設定や操作ができるように設計されています。

試験周波数標準256kHz
感度範囲0~60dB 0.2dBステップ可変
位相範囲0~359.5° 0.5°ステップ
バランス追従式オートバランス(バランススピード8段階可変式)
電源入力AC 100V~240V 50/60Hz
寸法(mm・W×H×D)320 × 177 × 280(突起部を除く)
重量約7.5kg
参照元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/products/46/

1台で複数箇所を検査する
多ch機:ET-5042

ET-5042
引用元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/products/47/

ET-5042は、1台で最大4箇所の同時検査に対応する多チャンネル型の渦流探傷器です。1つのワークに複数の検査ポイントがある部品に向いています。

チャンネルごとの独立した制御により、1つの検査ラインの中で複数箇所を同時に自動探傷でき、検査工程の集約とタクトタイムの短縮につながります。

※参照元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/products/47/
2026年6月調査時点
試験周波数標準 256kHz
感度範囲0~60dB 0.2dBステップ可変
位相範囲0~359.5° 0.5°ステップ
バランス追従式オートバランス(バランススピード 8段階可変式)
電源入力AC 100V~240V 50/60Hz
寸法(mm・W×H×D)430 × 177 × 350(突起部を除く)
重量約13kg
参照元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/products/47/
自動化から保守まで
幅広い用途に対応

電子磁気工業の渦流探傷器は、自動車部品などの量産ラインにおける全数検査の自動化から、現場設備の保守点検まで幅広いニーズをカバーしています。検査タクトの短縮や複数箇所の同時検査を求める現場に適した製品です。

渦流探傷器は、検査対象の形状や生産ラインの条件によって、求められる精度・処理速度・解析機能が大きく異なります。機種が現場に合わないと、過検知によるライン停止や微細なきずの見逃しに直結するため、機種選びが品質と生産性の分岐点になります。

当メディアでは、「量産ライン」「凹凸・曲面」「R&Dなどの高度解析」の検査シーン別におすすめ機種を紹介しています。自社の検査現場に合う1台を見つける参考にしてください。

電子磁気工業の
渦流探傷器事業における
特徴・強み

電子磁気工業の渦流探傷器が現場で選ばれる理由を、技術面・納入実績・品質管理の3つの観点から整理します。

ライン組み込みを想定した
設計思想

電子磁気工業は、生産工程でのインライン化を前提とした製品開発に強みを持っています。既存の搬送装置やNG排出機構と連動しやすい入出力を標準搭載しているため、自動探傷システムをスムーズに構築可能です。

視認性の高い液晶パネルや直感的な操作キーにより、現場での設定変更やトラブル対応の負担を軽減しています。

自動車業界から宇宙開発、医療分野まで、幅広い納入実績

電子磁気工業は非破壊検査の専門メーカーとして、自動車メーカーや鉄鋼分野、宇宙開発分野など、国内外約3,000社との取引実績があります。

エンジン部品やステアリング部品などの重要保安部品における表面のきず検出に用いられ、高い品質水準が要求される量産ラインの自動化を支えています。

※参照元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/case/
2026年6月調査時点

ISO9001に基づく
品質管理体制

同社は、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001を取得済み。徹底した品質管理のもとで渦流探傷器の開発・製造を行うと同時に、環境にも配慮したものづくりを推進しています。

信頼性の高い検査機器を提供することで、導入企業の厳しい品質基準にも対応可能です。

※参照元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/aboutus/
2026年6月調査時点

電子磁気工業の
渦流探傷器の検査イメージ

動画は、渦電流探傷による焼結部品のバルブガイド検査の導入事例です。目視検査によるスキルの属人化や工数過多といった課題を解決するための自動化の様子であり、電磁誘導の原理を利用した非接触・高速での検査を実現しています。

従来は1個あたり約5秒かかっていた検査が1秒へと大幅に短縮されました。

※参照元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/case/case01/index.php
2026年6月調査時点

電子磁気工業の
導入後サポート体制

長期運用を支える
アフターサポート

電子磁気工業では、導入後の課題解決や品質維持を見据えた手厚いサポート体制を整えています。国内3拠点と海外部を設置しており、国内の各拠点にはサービスマンが常駐しているのが特徴です。

万が一のトラブル時にも迅速に対応できる体制を構築しています。現場の運用における疑問点にも寄り添い、安定稼働を支援します。

※参照元:電子磁気工業公式HP
https://www.emic-jp.com/aboutus/
2026年6月調査時点

電子磁気工業の企業情報

運営会社名電子磁気工業株式会社
保有認証ISO9001:2015
ISO14001:2015
対象範囲:本社および国内3営業所すべて
所在地東京都北区浮間5-6-20
公式サイトhttps://www.emic-jp.com/
電話番号03-5970-8681
【検査シーン別】
渦流探傷器のおすすめ3選
3 SELECTIONS

渦流探傷器は、スペックだけを見て選ぶと、実際の検査対象の形状や設置環境と合わず、キズの見逃しや過検知が現場で頻発することがあります。
自社の現場で効果を発揮する1台を選べるよう、検査シーン別におすすめの機種を調査しました。

秒単位で流れる
量産部品の検査
ベアリング
シャフト・ローラー
エディーインスペクター
EddyInspector LXⅡ
アクチューニACTUNI
ACTUNI
画像引用元:ACTUNI公式サイト(https://www.actuni.co.jp/ndi/eddy_crnt/eddylx2.html)
寸法(mm・W×H×D)
370 × 149 × 350
JIS準拠の校正証明で
導入・監査をスムーズに

親会社への提出やPPAP等の品質監査に求められるJIS Z 2316-2準拠の校正証明書を、追加費用や別申請なしで標準添付。書類が最初から揃うため、社内説得から導入後の監査対応まで、スムーズに進められる。

高速デジタル処理×必要十分な
機能で、現場が使いこなせる

過剰スペックを省き、量産検査に必要な機能へ絞り込むことで、専門知識がなくても扱いやすい1台。そのうえ、高速デジタル処理により回転ブレや外乱ノイズを抑える機能を備え、タクトタイムが厳しい量産ラインでも安定した全数検査体制を整える。

凹凸・曲面・
段差面の検査
エンジンブロック
シリンダー・歯車類
スタトグラフ
STATOGRAPH CM+
日本フェルスター
STATOGRAPH CM+
画像引用元:フェルスター公式サイト(https://www.foerstergroup.com/en/statograph-cm-cm)
寸法(mm・W×H×D)
211 × 133 × 317
複雑形状のワークでも
きずを見逃さない

凹凸・曲面・段差面でセンサーと部品の距離がブレることによるノイズを、独自の補正機能で自動補正。従来機では形状由来のノイズに埋もれていた微細なきずのみを抽出し、量産ラインでの過検知を防ぐ。

見てわかるエビデンスで
厳しい品質監査を突破

波形だけでは経験がないと判断が難しい穴・段差・曲面でのノイズがきず信号と重なりを色付き画像に変換し、加工形状はパターン認識で自動処理。視覚的なエビデンスとして記録できるため、海外OEMや親会社の厳格な品質監査にも対応できる。

R&Dでの
高度解析
試作品・不具合品
EV新規部品
エクタン
Ectane 2
エディーファイテクノロジーズEddyfi Technologies
Eddyfi Technologies
画像引用元:ポニー工業(正規代理店)公式サイト(https://www.ponyindustry.co.jp/products/65.html)
寸法(mm・W×H×D)
279 × 254 × 158.8
きず状態の可視化で
原因究明が進む

線でなぞる検査とは異なり、最大256の極小センサーを並べて面で読み取るアレイ技術を搭載。微小なクラックの形状や深さを2D/3Dのカラーマップで鮮明に可視化し、原因究明のためのエビデンスを提供する。

再解析で判定基準を
作り込める

スキャンした膨大な生データをPCにすべて保存できるのが強み。検査後でも、PC上でしきい値や周波数を変えて再解析できる。手探りになりがちな新規部品の複雑な量産検査基準の策定において、データに基づいたルール作りを実現する。

検査シーン別

渦流探傷器3選

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